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小ネタ集

健康情報小ネタ集

夏に負けないPart-3(月刊「健康医学」2010年7月号)編集部 成田知栄子

パート2では紫外線と肌について解説しました。今回は暑さと夏バテについて解説してまいります。

 

●暑さにご注意!

 

■熱中症には気をつけよう

熱中症の症状近年、熱中症が夏の病気として深刻になってきています。重篤な状態に陥り、命を落としてしまうケースも少なくありません。
熱中症は、体温調節機能が適切に機能しない子供や高齢者にかかりやすい病で、本人が気付かないうちに重篤な症状に陥っているケースも少なくありません。最初は症状が軽くても、急激に悪化して重症となる場合もあります。
熱中症の症状をまとめてみましたので、参考にして下さい。

 

■脱水症状

自然に汗をかけるところが、夏の良いところ。でも、気をつけたいのは、脱水症状。大量の汗と同時に、ナトリウム成分が汗と一緒に流出し、又、体内の水分バランスも崩れる原因になります。
人間の正常な体の働きには、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、マンガンなど様々なミネラルが必要ですが、その中でも、ナトリウムは、水分と共に奪われやすいのです。ナトリウムと水分が不足になった状態を「脱水症状」と呼んでいます。脱水症状
脱水症状には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは、ミネラル分と比較して、水の損失が多い場合。そして、もう1つは、大量の汗をかいた時に、お水をガブガブ飲んだときに起こる症状で、ミネラル分に対して、水分量が多い場合です。後者の場合、細胞内の浸透圧が高く、循環できる水分が減少します。その結果、循環血液量が減り、心機能が低下することにより、めまいや頭痛などがおこります。

 

■水分補給の仕方

☆鉄則1 早めに補給

咽喉が渇いてから水分補給するというのでは手遅れです。咽喉が乾いた状態の時は、既に体内の水分バランスは崩れています。

☆鉄則2 こまめに補給

一度に大量の水分を摂らないことです。特に運動した後などは、臓器も疲れています。そんな時に大量の水をガブ飲みすると、消化器系や循環器系に大きな負担をかけることになります。さらに、細胞のミネラルバランスが崩れ、逆に血液循環量が減り、痙攣が起こることがあります。

(健康医学社の霧桜は理想的なミネラルバランスCa2:Mg1が特徴です。)

 

 

●エアコンにご注意!

 

■お血を生みやすい冷房病

「冷房病」というと、かつては、体力のない人や高齢者の病でした。しかし最近は、元気な若い人にも急増しています。エアコンの普及で、電車の中もオフィスもお店の中も、エアコンが効いていない所はないでしょう。特に都心での生活は、エアコンから逃れて生活するのは、不可能に近いと言えます。
冷房病は、暑い外の空気と冷えた室内の温度差によって体温調整機能が鈍る、いわゆる自律神経失調症の一種です。いくら健康な人でも急激な温度差で体温調整が維持できるのは、5℃くらいまでだと言われています。
冷房病は、自律神経の乱れによって起こる病ですので、あらゆる症状が出ます。胃腸障害、食欲不振、不眠、冷え、手足のむくみ、頭痛、肩こりなど。軽い症状の場合は、医者に診てもらっても、病名までつかない不定愁訴です。自律神経が乱れていますので、汗をうまくかくことができず、熱中症にかかりやすい体質になってしまいます。そればかりか、免疫系も衰えてしまいますので、風邪をひきやすかったり、疲れやすかったりということもあり、仕事や日常生活に支障がでることもあります。
先にも記しましたが、夏は、汗をかいて体内の毒素が出せるチャンスの季節です。その汗をいつも冷房で止めてしまうとなると、体が出したいと思っている毒素が体内に溜まることになり、体内の滞りがおこり、お血が発生しやすくなります。冷房にあたりすぎると、細胞の老化のお手伝いをしてしまうばかりか、病の元をつくりやすい状況にしてしまうということです。
年に一度の老廃物を出せるチャンスをエアコンで奪ってしまわないように心がけたいものです。近年、心疾患で亡くなる人が増加傾向にあるのも、このエアコンの普及との関係がぬぐいきれないような気がします。

 

■今の時期から予防が大切

冷房病は、現代の生活環境の影響で、夏に限らず一年を通じて発症している人がいますが、統計によると、症状が出始めるのは、秋口の9月10月が多くなっています。
冷房病これは、夏の間に交感神経を働かせた状態でいたために、疲労が蓄積して、初秋にかけて症状がでてくるというケースです。「今は大丈夫!」と思っていても、後でツケが現れることもありますので今からの予防が大切です。
冷房病の症状をまとめてみました。該当する症状があれば、もしかすると冷房病にかかっている可能性があります。生活改善を試みて下さい。

冷えに効くツボ

 

 

■とっさの時のツボ押し

「エアコンで手足が冷える」「冷たいものを摂りすぎてしまったかな?」などと感じたら、ツボを押してみるといいかも。
「陽池」は全身の血行を良くするとされています。足の「三陰交」は、3つのエネルギーが交差するところと考えられていて、エネルギーの流れを良くし、「太谿(たいけい)」は足の冷えによくきくとされています。

 

■冷房病予防の食品

夏のエアコン対策の食品は、決行を促し、体を温める効果があるものです。エアコンの効いた生活環境にある方は、是非、積極的に次の食材を取り入れて下さい。
カボチャ、ニンニク、生姜、ネギ、シシトウ、ニラ、シナモンなど。また、イワシ、タラ、エビなどの魚介類もお勧めです。刺身は良くありません。

 

Part-4「夏に負けない体になる!」に続く