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夏に負けないPart-4(月刊「健康医学」2010年7月号)編集部 成田知栄子

パート3では熱中症解説しました。今回は暑さと夏バテについて解説してまいります。

●夏に負けない体になる!

 

■夏の「冷やし過ぎ」は御法度

汗をかくと、「夏バテする」「疲れる」などと、思っていませんか?夏バテは、暑さのせいでもなく、汗のせいでもありません。体の飲用のバランスが崩れている可能性が大きいと言えます。冷たいものの摂り過ぎや、冷房による「冷え」が原因になっていることが多いのです。夏の冷やしすぎを防ぐ生活で、元気に夏を過ごすことが出来ます。

 

■足元を冷やさないがコツ

夏は、サンダル履き、家の中でも素足で過ごすことが多くなります。そして、冷たい空気は下の方へ...。夏は意外にも足元が冷えます。「足がヒンヤリ気持ちいい!」ではなく、実は、夏だからこそ冷やしてはいけないのです。
夏は陽の気が旺盛です。陽の気は上がる性質があるため、上半身は熱くなります。その結果、頭や心臓に負担をかけます。そこで更に足を冷やしてしまうと、陰と陽が分離する状態になるため、体内の滞りが生まれ、瘀血(お血)をつくる条件を揃えてしまうことになります。黒酢足湯
このため、足元を冷やすと健康にも美容にも悪いことが沢山出て来るのです。逆に足の血流を良くすると、内臓へ送られる血流もよくなり、細胞に酸素や栄養分が運ばれ、疲れにくくなります。同時に、暑いときには素直に汗がかける体質になれ、老廃物を出せる体になります。足を冷やさないということは、夏バテを防ぐポイントです。
しかし、夏にいつも靴下をはいているなんて無理。だからこそ、足の血流を良くするケアを実行しましょう。健康医学社のオススメは、黒酢の足湯

 

■アミノ酸は夏バテを防止する

タンパク質の体内分解合成能力は、暑い季節に大きくなり、汗と共に窒素の流出量も増えます。つまり、夏はいつも以上にアミノ酸の補給が必要になってきます。このため、「夏は、スタミナ食を摂りましょう。」などと昔から言われていますが、消化の悪い物は厳禁です。夏は消化器官に負担の少ない良質のタンパク質、魚、豆類などがいいでしょう。

 

■快眠で夏バテ防止

心臓の機能は、血液を循環させる機能と共に、自律神経は、交感神経と副交感神経があり、陰陽でいうと交感神経は「緊張」、副交感神経は「リラックス」した状態。夜に副交感神経が優位になると良い睡眠が得られます。しかし、熱帯夜は、陽の気が入りやすいため、交感神経が働いてしまいます。このため、頭を冷やすなどいろいろな工夫がありますが、呼吸法でリラックスするのも効果的です。副交感神経を優位にさせる方法がありますので、ご紹介しましょう。

☆「熱帯夜でも熟睡しよう!」寝る前に副交感神経を優位にする方法☆

1.【安心感】両手を楽な姿勢でお腹にあてる。

2.【気の高ぶりがおさまってくる。リラックス効果】鼻から空気を吸い、口からゆっくりと吐く。これを5〜6回繰り返す。(口から吸って鼻から吐くと、交感神経が優位になるので注意)

3.【気を上から下に降ろす】筋肉の力を抜く(緩めるようイメージする)。脱力する。
(1)額の筋肉→顔面→首→肩→胸→腹→下腹→太もも→膝→脛→足→つま先
(2)後頭部→首後の筋肉→肩→背中→腰→尻→太もも→ふくらはぎ→踵
(3)右側の頭部→首→右肩→右腕→右手→指先
(4)左側の頭部→首→左肩→左腕→左手→指先
※力を抜くというのは意外に難しいので、神経質にならないように。はじめはうまく出来なくとも、筋肉を緩めることをイメージするだけでも、リラックス効果がだせるようになります。また、気を上から下に降ろすイメージによって、副交感神経を優勢に働かせる効果を期待している作業ですので、イメージは「頭から脚へ」です。決して「下から上」をイメージしないように。

4.【副交感神経を優勢な状態に保つ】頭の中を「空」(何も考えない)で、自然呼吸に戻す。
※翌日の事を考えたり、その日の出来事を思い出したりしない→陽の気が入ってきます。

 

■黒酢ドリンクで夏バテ防止

夏の疲れを回復させるには、黒酢ドリンクが役に立ちます。黒酢には、栄養の特徴が大きく分けて2つあります。1つは、黒酢には、素早く吸収する遊離アミノ酸が沢山含まれていること。そしてもう1つは、乳酸などの体に溜まる疲労物質を分解したり、鉄やカルシウムなどの脂溶性ミネラルを水溶性に変え、吸収を良くする作用(キレート作用)や抗ウイルス効果が高い、クエン酸が含まれていることが挙げられます。
さらに、黒酢の健康効果は津日のようなものがあります。
★高血圧予防(夏の心疾患予防)
★血流改善(冷房病予防)
★抗酸化作用(紫外線によるシミなど肌の老化を防ぐ)
★大腸ガン抑制効果、メタボ予防など

健康医学社の黒酢はそのまま薄めて飲んでも美味しいですが、より楽しく毎日、黒酢を飲んで頂けるために、タイプ別にアレンジしたレシピをご紹介します。
アセロラビネガーには、黒酢の豊富なアミノ酸と有機酸に、アセロラの天然ビタミンCと、オリゴ糖が含まれています。アセロラビネガードリンク
「アセビネミルク」は、胃腸の弱っている方にお勧めです。朝、起きたときにぐいっと1杯飲むことにより、胃腸を保護しながら、栄養補給が出来ます。「アセビネティ」は、紅茶の脂肪吸収抑制作用とアセロラビネガーの相乗効果でダイエット効果に。また、抗酸化作用の相乗効果で、夏バテだけでなく紫外線によるダメージの回復効果も期待できます。そして、毎日野菜ジュースや、果汁ジュースを飲んでいるという方は、黒酢か、アセロラビネガーを加えてみて下さい。ジュースに含まれるビタミンCが壊れにくくなります。
注意点としては、アセロラビネガーは最後に混ぜること。胃腸の弱い人は、アセロラビネガーの量は薄めの10%程度にし、氷を入れずに、毎日1〜3杯飲むようにするといいでしょう。